種つき綿花が一万トン越えの勢いです。
(綿花の種を分離して繊維にすると3千トン位になります)

これは雨のお蔭です。
通常、雨季は11月から2月まででその後は降らずに乾燥します。
(南半球は、11月に種まき、6月に収穫)
そして三月からの雨がいつまで続くかどうかでコットンの収穫量が決まります。

今年は、3月中旬から5月中旬まで雨に恵まれ、このような記録的な豊作が予想されています。一エーカー(4000㎡、1200坪)当り313kgのオーガニックコットンがとれていて、昨年の177kgの76%増ということになります。

また、このオーガニックプロジェクトに参加する農業者の数も1944から2078へと増えています。
これは綿花の売り渡し価格が高く、良い収入が見込めるからです。
そして一農家当り平均で2.5エーカー、綿の栽培に充てますが、今年は14エーカーに作付けを増やしています。
これらのようないくつもの好材料が重なった上のうれしい結果が見えています。

今後も収穫量は増えてゆくものと見られていますが、農業者にとっては、生活がかかっているので、綿花価格が下落すると栽培を縮小してしまいますので収穫量を維持するのは難しいものです。

そこでbioReプロジェクトでは、上乗せ価格で買い取り、農業者が安心してコットンを栽培できるようにしています。
bioReプロジェクトでは、地域で一番高い買取価格を維持する努力を続けています。

一般の綿花栽培農家は、農薬を高値で買わせられ、収穫した綿花は厳しく買い叩かれ、結果として収入が落ち込み貧困に喘いでいます。

bioReプロジェクトは、これらの苦境にある農業者をオーガニック綿に転換させて、フェアトレード精神をもって貧困から救済することを目的にして1991年から運営されています。

宮嵜道男