あなたは触った事はありますか? 着た事はありますか?

カラーコットンは、需要不振のため栽培が続けられなくなっています。
オーガニックコットンの市場でも漂白や染色をした方が有利な面が多く、需要が伸びるに従ってカラーコットンが衰退するという結果になってしまいました。
一般の人々に十分に行き渡り、真価が伝わる前にその姿を消してしまうというのはいかにも残念です。

NOCは、何とか絶やさないよう最大の努力を払い供給を続けてゆきます。

4000年ぶりに陽の目を見た茶色の綿が、わずか10年で消滅してしまわないように、みんなでもう一度注目し、利用してゆき、来年も有機の畑にカラーコットンの種が撒かれるよう運動してゆきましょう!

「綿は白い」と言うのが常識でした。でもそれは間違いでした。綿はもともと茶色だったのです。
4000年も前から白く白く品種改良され、その間原種の茶色の綿は、邪魔者として捨てられてきました。せっかく白く育った綿に茶色の綿が飛んできて混じると価値が下がるとして栽培そのものが禁じられたこともあったと聞きます。
徹底的に排除され、いつの日か「綿は白い」が常識となったのです。

1980年ごろから始まったエコロジー意識改革が1990年に本格化して、具体的な製品としてマーケットの一角を占めるようになりました。そんな時代を背景にオーガニックコットンが登場し、そしてカラーコットンが脚光を浴びました。染色などの化学処理を一切せずに色柄を楽しめる「21世紀型の夢の繊維」と歓喜を持って迎えられました。
ところが移ろいやすいファッション市場にあって、ナチュラルで地味な色は、段々に飽きられてしまい、オーガニックコットンの世界も染色が主流になってしまいました。需要が減って栽培も減り続けてゆきました。

NOCは、カラーコットンの素晴らしさ、意義の深さを尊重してどこまでも続けてゆきます。
大自然の創造主が選んだ尊い色をみんなで着て、次の世代に立派に伝えてゆきましょう!