SAC サステナブル・アパレル連合
Sustainable Apparel Coalition

SACは2011年にアメリカで設立されたNGO組織で、本部は
サンフランシスコにあります。
アパレル、シューズ、小売り、素材メーカー、業界団体、政府機関、NGOなど110以上の団体、企業が加盟しています。
目的は各企業が生産し活動する中で、環境面や社会面で負荷を与えている問題に対していかに
軽減してゆくか調査し改善策を進めるとしています。

具体的には、 水、エネルギー、CO² 、廃棄物、化学物質、労働環境などに関する
ガイドライン「Higg Index」という独自の指標を開発して、2012年から運用を始めています。

加盟している有名な企業としては、
アディダス、C&A,コロンビア、コカコーラ、デュポン、エスプリ、ギャップ、H&M,
ハンツマン、JCペニー、リーバイ・ストラウス、L.L.ビーン、マークス・アンド・スペンサー、
ナイキ、ノードストローム、パタゴニア、プーマ、ティンバーランド、ウォルマート等々

ネット情報に敏感な現代の消費者が持つ企業イメージは、即座にその企業の業績に影響しやすく、
特にこのファッション業界では、先手を打って環境、CSRに積極的に取り組んでいることの表明が重要になってきています。

SACは、日本ではあまり知られていません。アシックス、帝人、東レなどが加盟している程度で、先日、アメリカから事務局長ジェイソン・キビー氏を招きセミナーを開きました。
今後、会員が増えれば、来年の秋には日本で国際会議を開催したいとしています。
アジアでは、香港に、ヨーロッパではアムステルダムに拠点を持ち、国際的な協力体制を
整えつつあります。
日本の窓口の立場で活動しているのは、NPO法人 経済人コー円卓会議日本委員会で、企業のCSRの行動指針を研究し、提言している組織です。
Caux Round Tableという世界的な組織の日本代表です。
(コーは発祥の地、スイスCauxの地名を取っている)

20年前から始まったオーガニックコットンの普及活動は、以上のような大手ファッション
メーカーの行動指針に良い影響をもたらしたと云えます。

平成26年6月18日                 日本オーガニックコットン流通機構
宮嵜道男