「謝謝台湾計画」19,245,494円 6,000人

一人のフリーランスの女性デザイナー木坂麻衣子さんが、変だなと感じた事がありました。
東日本大震災に対して各国から有り難い義援金が送られてきて、政府は各国の新聞に感謝の広告を掲載しました。
アメリカ99億円、韓国14億円、中国3億円、台湾140億円・・・
ところが、台湾が世界一多額の義援金を送ってくれたのに、感謝の広告を載せていないことに疑問を感じたのです。

なぜ? 政府は中国への気遣いから別の形で感謝を伝えているようでした。

政府がちゃんとやらないのなら、自分でやろうと決めました。
100万円集まれば自分が足らない分を出して台湾の新聞に広告できると考えました。
そこで早速、4月11日にツイッターでその気持ちをつぶやき投稿をしました。
すると賛同者がどんどん増えて、開設した銀行口座には、支援金が山のように積み重なりました。
4月26日に締め切ってみると、なんと6,000人の賛同者たちからの合計額は19,245,494円にもなりました。
台湾
「聯合報」「自由時報」の2紙に広告をして238万円を支払い、残りは日本赤十字社に送ることになりました。

木坂さんは、写真を見るとまだ若く可愛らしい女性です。
自分のやった事が大きくなりすぎて、いささか当惑気味に言われます。

台湾に行ったこともないし、深い縁があるわけじゃないんです。ただ、助けてもらったら、きちんとお礼を言いたいなと思ったんです。動機が単純すぎてスミマセン。これだけお礼を言いたい人が多いんじゃ、きちんとしなければならないと思いました。これをきっかけに台湾に行く計画をしています。台湾に行ったらかき氷を食べるんです。」

全く屈託がなくて爽やかなヤングレディーです。拍手を贈りましょう。

それにしても、政府は台湾を国と認めるかどうかという微妙な政治判断をこんなところにまで利かせていることに驚かされました。
政府の判断とは云え、個人間のお付き合いの常識がベースにないと結局、台湾に更に中国にも信頼をされなくなるという事も判らないのかと寒気さえ覚えました。

ツイッターの威力と日本の若者の素晴らしさに感心しました。

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮嵜 道男