ルネ クイントン製薬会社は、製品が売れなくなる脅威をもった。
医学会の不都合な真実。

ルネ・クィントン Rene Quinton 1867~1925

ルネさんは、フランスで1907年、クリニックを開業しました。

ルネさんの治療法は独特でした。
なんと患者さんに海水を血管に点滴するものでした。もちろん血液の濃度に
調整はしていても、海水そのものでした。
評判が評判を呼んで、開業からわずか3年間で、フランス国内だけで
70ものクリニックが増えて、累積で50万人以上の命を救ったと
云われています。ところが残念なことに、第一次世界大戦で負った傷がもとで、
ルネさんは58歳で帰らぬ人となってしまいました。
ルネさんの葬儀には、子供連れの母親からヨーロッパ中の医者、科学者、首相を始め政治家など、
100万人以上の人々が参列しました。絶大な治療の功績があったからこそ、ルネさんを惜しむ
この盛大な葬儀になったのでしょう。
でも不思議なことにルネ・クィントンの名前は、後世の人々の記憶から消えています。いや
どうも、消されたというのが真相のようです。

ルネさんは、人体の血液の成分と海水の血液成分が似ていることに注目していました。
成分比較          海水中 %         血液中 %       組織液中 %
ナトリウム          32.4                   36.3                      34.2
塩素                  58.2                   40.6                       42.3
カリウム              1.2                      1.7                         1.6
カルシウム         1.2                     1.1                          0.5
マグネシウム     3.9                      0.4                         0.2

海水は、この表のように成分も構成比もよく似ています。そして、地球に存在する約100の元素のほとんどが含まれていると云われています。

考えてみれば、当たり前かも知れません。生物は、「母なる海」で育てられたのですから。

ルネさんはこの着想からまず、犬の血液を海水と入れ替えてみました。
体重5キログラムの犬に5リットルの海水を犬の血管に注入してみました。
身体が膨れて、体温も低下しましたが、5日目には、回復して、実験前よりも、元気に
なりました。海水によって、細胞は完全な状態で生きれることを証明しました。
また①哺乳類(犬、人、ウサギ) ②両生類(カエル) ③爬虫類(トカゲ)
④魚類(テンチ) ⑤鳥類(ハト)で試してみて「最も敏感な細胞の一つである白血球を、
体内で血液と入れ替えた海水中でも生かしうる」ということを証明しました。

その結果、白血球の増加がみられる、感染に対する抵抗力が強化される、急速な活力の回復がみられる、赤血球の急速な再生がみられる等々という衝撃的な効果を公表しました。

ルネさんは「海水」が生体の機能に働きかける優れた性質を持っていることを確認して、次のように結論付けました。
「多くの病気の原因は、人体の内部環境のバランスの乱れにあり、海水の注入によって、
損なわれたバランスを元の状態に復元する」

そして次々と治療実績を積み上げてゆきました。
・当時流行っていたコレラ、チフス、リンパ腫など様々な病気に海水注入療法を用いた。
・幼児から大人、貧しい人々、上流階級の人々など、多くの人々がこの治療の恩恵を受けた。
・エジプトで、感染症が広がり、何千もの赤ちゃんが死んでしまう事態の中、この治療法で
顕著な実績を上げた。

当時の医学会は、細菌学のルイ・パスツール(1822~1895年)の時代で、
医学界ではワクチンへの信頼は高く、病原菌を叩く対処療法、薬物療法が主流で、
ルネさんの自然治癒力を活性化させる海水療法への反発が巻き起こりました。
無尽蔵にある無償の海水で病気が治ってしまっては、医療は儲からない、これは
なんとしても阻止し、世の中から消さなくてはならないという方向に進んでゆきました。
ところが、ルネさんの遺志を継いだ臨床現場では次々と実績を上げてゆきました。
①腸チフスの末期患者に海水を静脈注射すると、患者はみるみる回復した。
②服毒自殺を図った若者に海水を大量静脈注射したところ回復した。
③重症の肝硬変患者に「海水療法」を施して、2週間で退院できるまでに回復した。
④遺伝病を持つ母親たちに出生前治療として「海水療法」を施すと、遺伝疾患を表す子供は
いなかった。
⑤コレラ様腸炎、乳幼児中毒症、胃腸病、乳糖不耐症、栄養障害、梅毒、湿疹に効いた。
⑥肺結核、消化不良、皮膚病、婦人病、精神障害、神経症、急性中毒、筋無力症、うつ病、
不眠症、老化、拒食症、貧血症、骨粗そう症
このように「海水療法」の原理は、治療と云うより、根本的な体質改善療法だったのです。

経済をエンジンとして動き始めた近代は、利益になるかどうかがいつでも優先され、技術や、アイディアが優れていても、既得権益を脅かしたり、儲からないものは「なかったもの」
としていくつも消されてゆきました。
「オーガニックコットン」なども、本来すぐにでも消されるようなテーマでしたが、時代に後押しされて20年以上続けてこられた幸運に感謝したいと思います。

平成26年8月5日            日本オーガニックコットン流通機構
宮嵜 道男