CO2問題とオーガニックコットン
NOCコットン製品は100%オーガニックコットンで出来ています。
コットンは代表的な天然繊維で、世界中で毎年約2000万トン生産されています。植物は二酸化炭素を吸って炭素分を原料にして葉や茎や花を作ります。そしていらなくなった酸素を排出します。
一年間に地球上で18億トンの二酸化炭素が吸収されてコットンになります。そして13億トンの酸素を作ります。
酸素はあらゆる動物のエネルギーの元であり、大気の浄化をしています。
コットンは繊維を指で撚るとすぐに糸になる特性があり、天然繊維の中で糸に加工するまでの工程が最もシンプルです。
シンプルということは、使われる動力や熱エネルギーが少ないということで、CO2の排出も少ないということになります。
さらにNOCのオーガニックコットンは、インドの小規模なオーガニック農場の人たちが昔からの方法で人の手や家畜の力を借りて農作業しています。
機械を使わないためCO2の排出量はわずかです。農薬を使わないから大気を汚すこともありません。
以上のことから分かることは
コットンの栽培そのものが地球を浄化する「大切な作業」であるということになります。
日本オーガニックコットン流通機構が進めているテーマは漂白も染色もしないコットン生成りの製品の普及ですが、これも色んな化学処理をしないことで熱エネルギー、動力エネルギーを少なくし、CO2削減に貢献しています。
日本オーガニックコットン流通機構 理事長 宮嵜 道男
勉強になります
ありがとうございました。