日本オーガニックコットン流通機構は、オーガニックコットンの普及を目指す特定非営利活動法人です。化学物質過敏症の方々や、アトピー症の方々への情報提供や支援活動をしています。

NOCの設立趣旨

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NOC設立趣旨について

NOC設立趣旨書要約

  1. 化学農薬を使わない農業の普及
  2. 環境を汚さない生産方法の普及
  3. 使用者の安全性の追求、安全規準厳守
  4. アトピーアレルギー、化学物質過敏症患者の支援活動
  5. 認定背景の明示、証明書発行
  6. コットン生産地の貧困救済活動

特定非営利活動法人日本オーガニックコットン流通機構(NOC)

設立趣旨書

現代文明は未曾有の大量生産、大量消費、大量廃棄を前提とした社会であり、日常生活は、こうした現代文明の恩恵として、物質的な豊かさや利便性、快適性を享受しています。しかし一方で、数十年前からは環境汚染の影響による様々な健康障害に悩まされるようになり、その影響が私たちの生活を支える衣食住にまで及んでいることが明らかになりつつあります。

衣類の代表的な素材の一つであるコットン(綿)の産業構造は、まさに歪んだ現代文明の縮図であるといえます。生産地では殺虫剤・除草剤などの農薬や大量の化学肥料が使われ、これにより土壌は汚染し、コットン(綿)生産の現場を支える農民の健康に深刻な悪影響を及ぼしています。効率偏重の生産工程では、紡績、製織、精練、縫製、仕上げの各工程で人体に有害な化学物質が大量に使用されています。こうして生産されたコットン(綿)製品の一部では、使用する人にアレルギー症などの疾患を引き起こす事例が多数報告されています。
また、多くの途上国にあるコットンの産地では、搾取の構造が貧富の差を助長しており、生産の現場を支える小農民は劣悪な環境に置かれているのが現状です。

このような背景を鑑み、環境の保全と人間の健康に配慮したオーガニックコットン(無農薬有機栽培綿)の普及を通じて、自然と共生する人間の英知を回復し、地球環境の保全や社会の価値観の転換を図るべく「特定非営利活動法人日本オーガニックコットン流通機構(NOC)」を設立することを決意しました。

具体的な活動としては、製品の企画、開発を行い、展示会の開催やホームページなどを通じてオーガニック製品の普及、啓発を図ります。
原料のコットン(綿)に関しては、第三者認定を得たトレーサビリティ(栽培履歴管理)の確実なものを使用することで、生産地の環境保全を図り、途上国との搾取的な交易をなくします。
また、各種国際協力機関とも連携し、産地の農民に対する技術指導など支援活動を行います。さらに、消費者が安心して使用できるコットン(綿)製品を製造するため、加工工程における規準(ガイドライン)作りや、消費者や医療機関の協力を得て、繊維製品が引き起こす各種疾病の調査研究を行い、これらの情報をホームページや報告書の形で公開します。
以上のような活動を通じて、コットン(綿)生産地の環境保全や産地の農民の経済的自立を促進、コットン(綿)製品を使用する一般の消費者の健康増進や社会教育を図るなど、広く公益の増進に貢献しようとするものです。

2004年2月13日 設立代表者 宮嵜道男

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